Life&Work一級建築士事務所


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    三ヶ森の家の完成写真はこちらから
    2019.09.26 三ヶ森の家 インタビュー

    2019年6月に完成した「三ヶ森の家」のご一家に、入居後4か月経って感じられていることなど、お話をお聞きしに伺いました。
    家族構成:お母さん、娘さん夫婦、お子様2人の5人家族)


    家を改装したいなぁっと思ったキッカケは何ですか?それはどのくらい前でしたか?

    改装を考えはじめたのは、娘の小学校入学のタイミングに合わせて、お母さんと一緒に家族5人で住みたいなぁと考え始めたことです。
    時期としては2018年4月くらいだったと思います。竣工から考えると1年2ヶ月前ですね。



    家づくりをスタートする時に、困ったこと、不安だったこと、悩んだことなどはありますか?

    リノベーションをしたいと考えているのだけど、何から手をつけていいかが全然分からなくて、困りました。
    誰に相談すればいいものなのかが分からなくて。
    私たちの場合は、娘のランドセルを購入しに行った先で偶然、コーディネーターさんの事務所を見つけて訪ねたことで、家づくりがスタートした感じです。


    最初家づくりをはじめる時は建築設計事務所に頼もうと考えてましたか?
    建築設計事務所にどんなイメージを持たれていましたか?

    建築設計事務所に頼めれば、お洒落にしてもらえるイメージは漠然とあったのですが、個人で建築設計事務所に直接頼めるのかどうかさえ、分かりませんでした。
    あとは、建築設計事務所に依頼すると、なんとなく高そうなイメージがあって、どれくらいの金額がかかるのかが分からなかったです。

    提案したプランを見た時はどう感じられましたか? 打合せは、どうでしたか?

    プレゼンテーションの時に色々な間取りを見せてもらえて、自分たちにとってどの間取りがよさそうかを考えることが出来たのが良かったです。
    こんなにもパターンがあるのだなぁっと思いました。
    あと、模型をつくってもらっていて、それが嬉しかったです。
    設計中や工事中の打合せなどの過程は、とても楽しく過ごせました。





    (竣工後に送っていただいた、お子さんたちがステージごっこで遊んでいる様子)


    改装をしてみて、日常の習慣などで何か変化したこととかありますか?

    日常の習慣としては、お気に入りのアイランドキッチンを選んだので、毎日ちゃんと片付けるようになりました。


    工事中の思い出などはありますか?

    仕事場が近かったこともあって、工事の様子を毎日見ることが出来て、良かったです。工事関係者の方とも仲良くさせてもらって、工事が終わる時には寂しさを感じる程でした。


    改装後の住み心地はいかがですか?
    子供達の反応は如何ですか?

    気に入っているのは、寝る時間以外はみんなが集まって過ごせる広いLDKにがあることです。
    子ども達はリビングの段差をステージに見立てて、踊りを踊ったり、劇をしてみたりと笑わせてもらっています。 ロフトの階段から歌いながら下りてくる演出もあってりして(笑)
    LDKで過ごす時間が豊かになったことは、家族にとって良かったことですね。


    こだわりのキッチンは実際に使ってみて、いかがですか?

    キッチンはいくつもショールームを(Life&Workの2人と)一緒に見に行って、妥協せずに決めて、本当に良かったです。
    収納量が多いことや、黒いタッチ水栓はお気に入りです。
    お気に入りだと、テンションが上がって、楽しく作業出来ています。

    また、折角アイランドキッチンにしたのだから、なるべく物は置くことなく過ごしたいと思っています。
    私たちの場合は、パントリーがあるので、アイランドキッチンでも見せたくない物は収納出来るので、とても助かっています。
    あとは、前よりも子ども達がキッチンでお手伝いしてくれたり、食べ終わった食器を下げてくれたりと、キッチンで過ごす時間が充実しています。


    (キッチンにからすぐにアクセスできるパントリー)






    (収納量も多くきちんと整理されたシステムキッチン)

    (キッチンの背面収納にはゴミ箱も収納できる引出し)


    ロフトを利用する機会は増えましたか?

    階段をつくってもらったので、ロフトへも行きやすくなりました。
    新しいロフトは、毎日息子のお昼寝や遊び場として、姉家族が泊まりに来た時にはゲストルームとして利用しています。
    既存のロフトにも繋がっているので、既存部分は収納として利用することが増えています。


    (新規のロフトと隣接することで使いやすくなった既存のロフト。予算の関係もあり、既存のロフト自体には手を加えていないが、新しくつくる場所とつなげたことで利用しやすくなった)


    (リビングの階段を上った先にある新しいロフト。LDKとつながりながら、囲われた畳のスペースになっているので、お昼寝や読書などに向いたこもれる空間になっている)


    (ロフトへ上がる階段に置かれたぬいぐるみ。子供たちのお気に入りの場所であることがうかがえる)
    LDKの収納に関しては如何ですか?

    リビングの段差を活かした床下収納を子どものおもちゃ収納として使っていて便利です。
    子ども達も、前よりも片付けてくれるようになりましたね。
    バルコニー側に面している床下収納には、物干し竿なども収納出来るので良いです。
    ロフトへの階段下の収納も、リビングに置いておきたい細々したものを収納出来るので、助かっています。


    (バルコニー側床下収納)


    (ロフトへの階段下収納)


    (リビングの段差を活かした床下収納)


    (実はおもちゃが広げられているリビング。ダイニングキッチンからはソファで隠れて見えくなるので、急な来客でも片付いてみえるのがいいです。とおっしゃっていました)

    以前はなかった吹抜けがありますが、快適性はいかがですか? (天井が高くなった分、エアコンが効きにくいなどの問題はありますか?)

    以前は暑い寒いに悩まされていたのですが、屋根や壁に断熱材を入れてもらったおかげで、今年の夏は、3台あるエアコンのうち、ダイニングとロフトの2台をつければ快適に過ごせました。
    以前は家具の配置のせいで開け閉めしづらかった窓も、使いやすい間取りにしてもらえたこともあって、季節のいい時期には風が通って快適に過ごすことも出来ています。



    家づくりを考えている方に、もし私たちを紹介して頂けるとしたら、どんなふうにお話しされますか?

    相談しやすくて、その上適切な答えをくれるよ。っということと ひとつひとつ、お話ししながら進んでいくので、分かりやすかったよ。 っと伝えます。

    お母さんは家づくり2回目ですが、今回はどう感じましたか?

    前回はあまり打合せが出来なかったことが気になっていたので、今回は細かく打合せ出来たことは良かったです。
    つくっている人が見えている関係も安心でした。
    自分たちも一緒に考えてつくった感じがしていて、良かったと思っています。

    これから家づくりをされる方にアドバイスするとしたらどんなことですか?

    最初は全てをリノベーションしたいと考えがちだけど、予算の関係などで全ては難しい場合もあると思います。
    そんな時は、優先順位を決めて、リノベーションする部分を絞っても、こだわりの部分を入れることが出来れば、満足度は高くなると思いました。
    こだわる部分に関しては、妥協せずに進めていくことが大切だなぁと感じます。

    三ヶ森の家の皆さん、インタビューにご協力いただきましてありがとうございました。

    (三ヶ森の家の工事途中の様子はブログにUPしています。
    「Work-K邸二世帯住居改装工事1~7」 をチェックしてみてください)